みんなで考えてみよう ~なぜ腹が立つのか~(その3)
令和4年1月16日(日)
価値観の転換へのメッセージ「転生と地球」(高木善之)より
人は誰でも腹は立つものです。
今も世界中で民族的な対立や宗教上の問題で対立は絶えません。
しかし,そこで自分を客観視することができれば,無益な争いや憎しみは少なくなり,
平和な世の中になることでしょう。
家族の中でもちょっとしたことで感情的になったりすることは日常茶飯事でしょうが,
腹を立てることで嫌な思いをするのは自分自身だということが認識できれば
楽しく明るい家庭が築けるのではないでしょうか。
家族の場合は腹が立つのは「愛情」の表れであるともいえるでしょう。
●【世界遺産】の「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」(スペイン バレンシア)
中央部にある【世界遺産】の「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」は
イスラム王宮跡に絹取引の貿易会館として作られたそうだ。
ゴシック様式の堂々たる姿を誇っている。
スペイン語で「セダ」とは「絹」で、「ロンハ」は「貿易」を表す。
当時、地中海に面するという地の利を生かした貿易により、
経済力を増した時代のバレンシアを偲ぶことができる。
600年前に建てられたとは思えないほど保存状態がいい。
建物の壁には、悪魔(ガーゴイル)の姿をした魔よけの飾りが所々に見られる。
また悪魔とは真逆のマリア様を飾った門があるかと思えば、
宗教とは無関係のドラゴンやケンタウロスなども見ることができる。(2013年9月13日)