いんげんの支え棒(その2)

令和4年6月12日(日)

(河合俊郎氏の文章より)

子どもの成長についても同じことがいえるのではないでしょうか。

家庭においても支え棒とは,

両親が子育てにおけるしっかりした方針を持っており,温かさを備えているということです。

両親の考えが一致しているということがとても大切なようです。

アメリカの教育心理学者グルックの研究報告によると,

非行に走るケースの多い親のあり方として第一にあげられていることは,

首尾一貫しない親の態度,次に冷淡で敵意ある親の態度です。

それから愛情のない厳しさ,そして甘い親の態度などがあげられています。

大切なのは

まわりの環境よりも親である私たちがどのように支え棒となっているかということです。

いんげんは,しっかりした支えの棒を立てれば,

あとは自然の成りゆきにまかせておけば,

ひとつひとつのいんげんがそれぞれ与えられた命を精一杯伸ばし

それぞれの実を結ぶように,私たち親や教師が

子どもたちが自分に与えられたものを精一杯伸ばせるような環境づくりをすることが大切です。

そして私たち自身は

子どもたちが安心して巻きついてこれるような支え棒的存在でありたいと思います。

●サンフランシスコ教会(ポルトガル エヴォラ)

フリータイムではおみやげショップをいくつかまわった。

コルク製品のかさ、帽子など何でもコルクで作っていた。

おみやげショップに立ち寄る。

日本人の男の子がひとりでやっているお店スアープ(写真) 。

たくさんの日本人観光客の相手をしてうれしそうだった。

ワインの試飲を3~4杯した。おみやげとしてワインを買う。

さらにサンフランシスコ教会へと歩く。

3人の修道士が墓地から持ってきた5000体の人骨を使って作った

という人骨堂で知られている教会だ。

人骨堂は入り口まで入ったが妻が

気持ちが悪そうだと言ったので中までは見なかった。

教会内では主祭壇はもちろん左右の祭壇も

キリスト像やマリア像の彫刻などできれいに飾られていた。

(2013年9月19日)

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