向山洋一氏に学ぶ(その1)
令和3年12月16日(木)
わたしが若いころ,たいへんお世話になったN先生は,
酒を飲むとよく向山洋一氏の話をしてくれました。
向山洋一氏といえば,さまざまな教育手法の法則化運動で全国的に著名な先生です。
その先生の著書「教師の成長は子供とともに」からN先生にいつも言われていた内容を
いくつかご紹介しましょう。
◎教師がその職にある以上,教え子を信じる頑固さとそれを具現化する執念を決して失ってはならないと思う。
◎もし教師に権威というものがあるならば,それは外的なものではなく,内的なものである。
◎教師も成長を続けなければならない。教師の成長と子供の成長は一体のものである。
◎失敗を恐れることは悲しいことだ。失敗の連続の中から本物が創られてくる。
◎どんな子にも可能性のあることを信じ,たゆみなく続く努力を重ねるのが教師の仕事だと思う。
(次回に続く)
●モンサンミッシェル大聖堂1(フランス モンサンミッシェル)
モンサンミッシェル大聖堂に向かってひたすら朝日を背にして西に走る。
外は小雨が降ったり日がさしたりの小康状態。
のどかな田園風景が続く。
鼻がピンク色で体が白い牛が放牧されている。
カマンベールチーズの産地である。
また、かきの養殖も盛んで、2度の伝染病のときに助けてくれた
東北の人たちを東日本大震災後にフランスの人たちが恩返しをしたという。
白と茶褐色のまだら模様の牛や顔が黒い羊が放牧されている。
この羊は食肉用の高級な羊だそうだ。
スイスに比べて樹木が多い。(2012年9月10日)