10年先の子供たちの姿を見据えて
令和3年11月28日(日)
学校でも塾でも子供たちが将来自立した生き方ができるようになることを目標にしていかなければなりません。
子どもが学校を卒業したり、塾をやめたりした後、
自分で勉強できる、困難に立ち向かえる、そのような主体性を身につけているかどうかは大切なことです。
受験に合格することだけを目標にしてしまうと合格したとしても
「燃え尽き症候群」におちいることもありますし、
失敗したとき、子どもたちはそれが人生の負の遺産のように感じてしまうこともあります。
「受験はただの通過点、これから10年先の自分のために頑張ろう」
親も含めて周りの大人が言える環境があるといいのではないでしょうか。
「失敗したらまた次の目標に向かえばいいよ」そんな姿勢が必要です。
●ルーブル美術館2(フランス パリ)
イギリスの大英博物館で見た「ロゼッタ石」は
もともとはフランス軍が発見したものをイギリスの軍隊が奪ったもので
本来はルーブル博物館にあるべきものだという説明があったが、
いやいや本来はエジプトに返すべきものだろうと思った。
美術史全体の中でとりわけ重要視されるのが、
イタリア・ルネサンスの3大巨匠「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「ミケランジェロ」「ラファエロ」だ。
この3人のうちレオナルドの作品だけは、代表作と言われるものがルーブル美術館に複数所蔵されている。
これは、フランソワ1世という王が晩年のレオナルドをフランスへ呼び寄せたためだそうだ。
ミケランジェロやラファエロの作品は、パリには少しだけしかない。
(ローマやフィレンツェに行けばたくさんあるのだが…)。(2012年9月9日)