この出会いを大切にしたい(2)
令和3年7月1日(木)
その「出会い」の中から何かをつかみ取れるかどうかはその人次第であると思います。
「学びとろう」とする心構えが大切で、ただ漫然と過ごしていたのでは、せっかくチャンスが訪れたとしても逃してしまうことになります。
ドイツの文豪ゲーテは「神様は、くるみは与えるが、それをかんで割ってはくれない」といっています。
神は出会いのチャンスは与えてくれるが、そのチャンスをうまくつかまえてものにするのは人間、すなわち私たちの努力であるといっているのです。
これは子供たちに限らず私たちおとなにも言えることでしょう。
私たちの人生はいろいろな人との出会い、情報、本や映画などに多かれ少なかれ影響を受けているものです。
この出会いを通じて、子供たちの成長や地域社会のために少しでもお役にたてたらと思います。
●大英博物館(イギリス ロンドン)
大英博物館は入場料無料。
グレートコートと呼ばれる欧州最大の屋根つきドームは圧巻。
古代ローマの彫刻や壁画、エジプトで発掘されたものなど大量に展示されている。
個人的な感想だが、略奪と搾取の展示館のようにも思える。
世界中から集めた歴史的貴重な遺産が並んでいる。
日本も植民地になっていたら、ここに日本の国宝級の貴重な歴史遺産がここに並んでいたに違いない。
ロゼッタ石や聖書に出てくる順に描かれた壁画、ミイラなど広い館内をかけあしで見学する。(2010年9月6日)